このページでは、3大介護のひとつ食事介助について説明していきます。
食事は生きていくうえで、とても重要な役割を担っています。
また楽しみの一つでもあります。それは歳を重ねても変わることはありません。
今後も楽しみの一つであり続けるために
介護職員はどのようなケアを目指していけばよいのか。
具体的にご説明します!!
食事介助
食事介助とは
食事をする目的は、「元気になるため」です。
人間は食事をすることによって体内に栄養が運ばれます。
よって食事をしないと弱っていき死が近づきます。それぐらい食事は重要です。
では、よい食事介助とはどういうものでしょうか?
介護職員が目指す介助は
「(高齢者の方が)椅子に座って口から自分で食べる。」
ここをゴールに考えましょう。
まずは、椅子に座って頂きましょう。
車椅子での食事は基本的にはNGです。※例外は除きます。
車椅子は、移動を目的に作られている為、背もたれが湾曲しています。
よって、前屈みになることが難しく誤嚥、窒息のリスクがあがってしまいます。
椅子での正しい姿勢
・前屈みになっているか
・背もたれはついているか
・テーブルが高すぎないか 目安:肘を置いた際、90度になる程度に
・足底が床についているか
椅子以外で食事をする場合
座位保持が困難な方は、リクライニング車いすを使用していることが多いです。
リクライニング車いすでの、食事は問題ありません。背もたれの湾曲を調整することが可能だからです。ただ以下の事は守る必要があります。
・前屈みになっているか 目安:リクライニングの角度を45〜80度程度
・足底が床についているか

自分の意志で車椅子で召し上がる方はどうするの?

なぜ車椅子でないとダメなのかの確認をしましょう
本人様の強い意志があり、どうしてもダメだった場合は、
車椅子で食事をする際の環境を整えましょう。
・前屈みになるように姿勢を安定させる ※背中にクッションを挟む等工夫をする
・テーブルが高すぎないか 目安:肘を置いた際、90度になる程度に
・足底が床についているか

ベッド上で召し上がる方はどうすればよいの?

同じく、なぜベッド上でないとダメなのかを確認しましょう!
ベッド上で食事をする際のポジショニングです。
順番通りに行ってください。
①上方移乗し、姿勢を整える
②足、頭の順にギャップアップする 目安:頭部の角度は60度ぐらい
③頭部の後ろに枕、タオルを挟み角度をつける 目安:顎から指4本
④重力がかかるため、両肩、腕の下にクッションをつめる
⑤足底にクッション等を置く
できることは自分で
できるだけ自分で食べてもらいましょう。
他人に口に運ばれた食事と自分で口に運んだ食事とでは味の感じ方が変わります。
大切な考え方は「どうしたら自分で食べられるのか。」です。
問題点を見つけて、多職種含めみんなで考え対策をうっていきましょう。
参考例
・手が上手く動かせない→自助具の検討
・嚥下、咀嚼両方に問題がある→食形態を落とす
・咀嚼に問題がある→義歯の作成、調整
どうしても自分で食べられない方はいます。
スプーンを握れる方であれば、本人様に持って頂き、職員は手を添え、
一緒に口元まで具材を運ぶ介助をしましょう。
時間が限られているからそんな時間がない!という場合は
30分の食事介助なら10分は上記に記載した手を添え自分で食事をしているかの介助。20分はスタッフがメインとなる介助を試してみてください。少しの時間でも良いので「自分で食べてもらう」を意識してみてください。

次回は排泄介助に関して、投稿します。
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