このページでは、3大介護のひとつ入浴介助について説明していきます。
入浴する場所は・個浴・機械浴・大浴場等、様々です。
その人に1番あっている入浴方法は何なのか。
改めて、入浴をする目的をしっかり見直しましょう!!
入浴介助
入浴介助とは
人はなぜ入浴(浴槽につかる)をするのでしょうか。
- 一日の疲れを取るため(リラックスするため)
- なんとなく
それぞれ目的があると思います。
日本人はお風呂が大好きです。温泉に入るために旅行に行くぐらいです。わざわざお湯に浸かります。
ちなみに海外の方は、シャワーで済ますことがほとんどで週一回浴槽に浸かるぐらいだそうです。
入浴介助をする際、血圧測定時など準備段階で「めんどくさい」「入りたくない」とマイナスな発言をされていた方が、浴槽に浸かっているときや浴後、気持ちよさそうな表情をされています。
「皆さん、リラックスされているんだな。」と感じる瞬間です。
日本人にとって入浴とは
「身も心もリラックスするため」
に入っていると私は考えています。
では、よい入浴介助とはどういうものでしょうか?
介護職員が目指す介助は
「普通の個浴に入る」
ここがゴールです。
具体的な実践例
身体機能的には、
座る事さえできれば、個浴に入れます!
前提:
個浴を避けたほうが良い方
・両脚麻痺して全く力が入らない人
・意識障害(意識が清明でない方、失神する方)
・動こうという意思がない人
※身体機能の問題はないが、何故か機械浴で入っており楽さに慣れ、個浴に拒否反応がある方
アプローチ方法
①浴室の環境整備
浴槽と同じ高さの洗い台を用意
※画像参照

引用:新しい介護
②片足ずつ浴槽に足をいれる
③浴槽で姿勢を安定させる。
浴槽で身体の浮き上がりを防止する為
・前かがみ(後ろに倒れるのを防ぐ)
・手は浴槽に置く
・足で壁を押す。足の裏が壁につく。
機械浴や大浴場の問題点
機械浴
- 湯船の中で姿勢が安定しない。浮力の問題で足が浮きやすく頭が沈みやすくなる。
- はじめから終わりまで受け身。入浴したという満足感がほとんどなくなってしまう。
- 落ちる可能性があり危険。実際に転落事故が起きている。
- 運搬時、移動時が怖い。
大浴場
- 広い浴槽は危険。背中や左右に支えがないので不安定。溺れる可能性がある。
- 階段やスロープが使えない。障害のあるお年寄りが裸足で階段を昇り降りできるのか。
- お湯の入れ替えが困難。毎回変えないと、疥癬などの感染症の原因になる。
- 介助がたいへん。埋め込み式の浴槽の場合、床より低い位置から介助するため腰を痛める。
入浴の目的は「身も心もリラックスするため」なので、個浴が一番良いでしょう!
まとめ

これまで食事、排泄、入浴介助と学んできて、「当たり前の事を当たり前にする。」
高齢者になっても、今まで通りの生活を続けることが大切だとわかったよ。

そのとおりです。
身体機能や認知機能が落ちてしまうことは仕方がないことです。ただ、それでも今まで通りに生活してもらうにはどうしたらよいか考え続け、そして実現する事が介護の楽しさややりがいだと思います。

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