人の感情が読めない人!?でも大丈夫!!うまくいく認知症ケアとは??

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「認知症の方の考えている事がわからない。」「怒らせてしまう。」等、挫けていませんか?
ご安心ください。人の気持ちを読むことが苦手な私が現場で行ってきた7つの取り組みを紹介します!!
「なぜかわからないけど、認知症の方が落ち着く」を体験してもらえると思います。

認知症ケアとは

「認知症ケアって何」と聞かれ、何人の方が回答できるでしょうか。
「何をしたら良いの?」と困ってしまう方は多いのではないでしょうか。
「否定はしない」や「その方の世界観に入る」など研修で色々言われていますが、
介護職員も人間で感情があるため、わかっていても行動が伴わないときがあります。
私自身、イライラし、口調がきつくなってしまい後悔することがあります。
そんな私でも出来たホームでの取り組みを紹介します。

まず、認知症ケアで目指すゴールは

「認知症の方の日々の生活が安定する」

ことだと考えています。

そのために、

①BPSD(徘徊や暴言等)が減る。

②生活する環境を整える。

の取り組みをおこなっていきます。

今回は①BPSDが減るについて説明していきます。

BPSDを減らす7つの取り組み

1.便秘
2.脱水
3.発熱
4.慢性疾患の悪化
5.季節の変わり目
6.薬
7.PTSD

なぜこの7つなの??

認知症の方の身体的・心理的状態に大きく影響を与え、
問題行動(BPSD)や症状悪化の原因となるからです。

認知症以外の方でもBPSDに似た症状がでます。
例えば、高熱が出ると幻覚が見える等です。
認知症でない方は、これらの症状がでると原因がわかるので、自分で手を打ちますが、
認知症の方は原因がわかりません。よって不安になり、いつもと違う言動を起こします。

そこでスタッフの登場です!
認知症の方の代わりに、原因を見つけ解決するのです!!
一つ一つ対策をお伝えします。また考えられる問題行動(BPSD)を例に出してみます。

便秘 ⇨ 何日間出ていないのかカウントをしましょう。下剤を使って出すのではなく、トイレの便座に座ってもらいましょう。
例)お腹が痛いが便秘になっている事がわからず「病気にかかったのでは?」と不安になり、誰かを探しにホームをウロウロする。(徘徊)

安易に下剤を使ってはいけない。なぜか?
腸の全腸のぜん動運動を化学的な物質で不自然に引き出す為。認知症だとなぜグルグルお腹が鳴るのか分からず混乱する。→水分の摂取量、食べ物(食事量)、運動を見直す。運動は腸の総ぜん動が起こる朝食後が理想。

脱水 ⇨ 一日何ml飲んでいるのかカウントをしましょう。目安は体重1kgあたり約25~30mlが必要です。食事からの水分と飲み物からの水分を分けてカウントしましょう。
例)意識障害や認知機能低下により、見えない人と会話する。(幻覚、幻聴)

発熱 ⇨ いつもと違う言動があった際に、腋窩で体温を測りましょう。せん妄が見られたら発熱の可能性があります。 解熱剤で熱を下げましょう。また居室の空調(夏に暖房をつける)により発熱してるときもあるのでスタッフ側で管理する工夫も必要です。
例)体調不良により、食事を食べなくなり脱水となる。よって意識障害が起きる。

慢性疾患の悪化 ⇨ いつもと違う言動があった際に、看護職員や医師に相談しましょう。
例)身体的な不快感や混乱から、暴力や暴言が見られる。

季節の変わり目 ⇨ 今までの生活リズムを変えないことが大切です。冬は寒いため、起きる時間がいつもより遅いなど。
例)普段ご自身で立ち上がったりしない方が、急に立ち上り転倒する。

 ⇨ 抗精神薬を使用することによって副反応として様々なBPSDがでます。人によって薬の効果が良い人もいればそうでない人もいます。いつもと違う言動があった際は、看護職員や医師と薬の見直しをしてみましょう。
例)無気力となり感情表現が乏しくなる。

PTSD ⇨ 泣く、笑う、歌う、踊るが効果的です。過去のトラウマ(戦争体験等)により、フラッシュバックし、不安に襲われます。少しでも軽減できるように、忘れられる時間を作りましょう。
例)恐怖や不安から暴言、暴力を行う。

1.便秘
2.脱水
3.発熱
4.慢性疾患の悪化
5.季節の変わり目
6.薬
7.PTSD

この7つを見直しをすることによって、
問題行動(BPSD)や症状悪化を食い止める事ができる可能性があります。

まとめ

いかがでしたか?
BPSDを解決するために、とりあえずテレビを見てもらったり、レクに参加してもらったりとその場しのぎの対応をしてきた方もいると思います。ただ根本的な要因に対し、アプローチしないとその方の生活が安定することはありません。もちろん完璧にBPSDがなくなることはないでしょう。今より少し症状が減少する事を目標に取り組んでください。終わりがないのが認知症ケアです。7つの取り組みと利用者の状態を照らし合わせながらケアにあたってみてください!
少しずつ成果がではじめたら、認知症ケアが楽しくなりますよ!!ファイトです!!!

次回は、認知症ケアの取り組み「②生活する環境を整える」についてご説明します。

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